位置を手で合わせる、回転差を計算する、軌道を調整する。そうした地味な手間を、エクスプレッションのリグとしてまとめて生成します。
選択した子レイヤーを、指定した駆動歯車のアンカーポイントを中心に回転連動させます。
付与後も駆動歯車の回転を変えれば、子レイヤーの動きも自動で追従します。
Effect Controls の連動比・自転比・半径を使って、あとから動きを詰められます。
半径を 0 から大きくするだけで、中心から回転しながら現れる表現を作れます。
自転を固定すれば、公転しても向きが変わらないパーツ表現に対応できます。
同じ子レイヤーに継ぎ足すことで、途中から別の駆動歯車へ自然に乗り換えられます。
手作業だと少し面倒な「軸を中心に回る」「回りながら向きを変える」「途中で連動先を変える」動きを、編集の中で試しやすくします。
完成したテンプレートをそのまま使うというより、After Effects上で「この動き、もう少し速く」「ここから半径を広げたい」「途中から別の軸に移したい」と試しながら作る人向けです。
駆動歯車の回転にキーフレーム、またはエクスプレッションが入っていない場合、子レイヤーも動きません。
このツールの要点は「子=タイムラインで選択」「歯車=パネルのドロップダウンで指定」です。順番さえ守れば、操作はシンプルです。
リグを付けて終わりではなく、After Effects内で動きを見ながら、速度・向き・半径を調整できます。
| 連動比 | 公転の速さと向きを調整します。大きくすると速く回り、マイナスにすると逆回りになります。 |
|---|---|
| 自転比 | 子レイヤー自身の向きを調整します。0 にすると、観覧車のゴンドラのように向きが一定になります。 |
| 半径 | 公転の軌道の広さを調整します。0 → 大きい数値にキーフレームを打つと、中心から回転しながら出てくる表現が作れます。 |
| 基準自転 | 子レイヤーの開始時の向きをまとめて調整します。全体の傾きを少しずらしたいときに使います。 |
駆動歯車、開始フレーム、基準ベクトル、回転軸、区間数などは、リグの仕組み用の値です。通常は連動比・自転比・半径・基準自転だけ調整してください。
ダウンロードした AnchorKitMotion.jsx をAfter EffectsのScriptUI Panelsフォルダへコピーし、After Effectsを再起動してください。
macOS: /Applications/Adobe After Effects 2026/Scripts/ScriptUI Panels/
Windows: C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects 2026\Scripts\ScriptUI Panels\
再起動後、メニューの「ウィンドウ > AnchorKitMotion.jsx」からパネルを開けます。
購入前に、対応環境とライセンスをご確認ください。
| 商品名 | AnchorKit Motion |
|---|---|
| バージョン | 1.1.1 |
| 価格 | 300円 |
| 対象アプリ | Adobe After Effects 2024 / 2025 / 2026 |
| 対象OS | macOS / Windows |
| 動作確認環境 | After Effects 2026(macOS) |
| 配布ファイル | AnchorKitMotion.jsx |
| 商用利用 | 商用案件での利用可 |
| 配布について | ファイルの再配布、改変しての配布は不可。紹介時は配布ページへのリンクをお願いします。 |
つまずきやすい点を先にまとめました。
駆動歯車の「回転」がアニメートされているか確認してください。このツールは歯車の回転を動力にしているため、回転にキーフレームまたはエクスプレッションが必要です。
子レイヤーが選択されているか、駆動歯車に子自身を選んでいないか確認してください。駆動歯車と子が同じ場合は処理されません。
半径が効くのは第1区間です。付与時点で既に距離が大きい場合は、開始フレームで0付近、少し後で目的の半径にキーフレームを打つと変化が分かりやすくなります。
使えます。親の変形を考慮して連動します。
非対応です。X/Y分離を解除してからご利用ください。
直後であれば取り消し(Cmd/Ctrl+Z)を使ってください。後からやり直す場合は、追加されたコントロール類を削除し、位置・回転のエクスプレッションを消去してから再付与してください。
歯車、滑車、車輪、観覧車。回転を使った説明や演出を、After Effectsの中で素早く組み立てたい方へ。