春のソメイヨシノは、風に舞って去っていきました──。
「今年も桜、綺麗だったなぁ」
そう思いながら写真を見返してみると…。
「なんだか思ってたのと違う…」
「全然、幻想的じゃない!」
そんな“桜撮影あるある”に、がっかりした方も多いのではないでしょうか。
来年こそ、「綺麗に撮れた!」と言える桜写真を。
桜はとても美しいけれど、実は撮影が難しい被写体です。
満開の桜を見ているときは感動するのに、写真にすると平凡に見えてしまう…。
今回は、そんな残念写真と「ちょっと素敵に撮れた写真」の違いを、
クローズアップ撮影のポイントとともにご紹介します!
【Before】なんだか残念な桜写真

- 全体がベタっとしている
- 桜の花が主役になっていない
- 背景がごちゃごちゃしていて、目が散る
桜をただ近づいて撮っただけだと、こうなりがちです…。
【After】ちょっと素敵に撮れた桜写真

- 前ボケの桜がふんわり優しく
- 主役の桜にしっかりピントが合っている
- 背景は綺麗な玉ボケで、幻想的な雰囲気に✨
少し工夫するだけで、写真全体の印象がガラッと変わります!
🌸 クローズアップ撮影の3つのポイント
① 前ボケを活かして、奥行き感を演出
桜の枝を探して、あえて手前にぼんやり映る桜を入れましょう。
これだけで、一気にプロっぽい仕上がりに!
② 主役の桜にしっかりピントを合わせる
全体を撮ろうとせず、思い切って一輪の桜を主役に。
ピントが合うだけで、花びらの色や質感が際立ちます。
③ 背景は玉ボケで“ふんわり感”をプラス
F値を下げて(スマホならポートレートモードがおすすめ)、
背景を柔らかくぼかすと、桜の美しさが引き立ちます。
特に光が差し込む位置を狙うと、キラキラした玉ボケが生まれますよ!
来年の春、あなたも“魅せる桜写真”を。
桜は毎年咲きます。
だからこそ、「来年こそ綺麗に撮ろう!」と少しだけ意識してみてください。
今回ご紹介したポイントを押さえれば、
スマホでもぐっと素敵な1枚が撮れるはずです。
💡「撮影+ちょこっと編集」で、さらに美しく。
Hollyhocksでは、撮影のコツはもちろん、
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